中小企業診断で飯を食え!腕をあげたきゃ備忘録!

中小企業経営に関わる網羅的範囲について備忘録的に更新していきます。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

経営戦略の構成要素 ~ 競争優位性・・・VRIO分析 ~

競争優位性の観点から自社の経営資源を見ようとすると、 経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)自体が競争優位性を 持つかどうかの分析も必要になってきます。 そうした「経営資源自体の競争優位性」の分析のために しばしば用いられるのがVRIO(ヴェリオ)分…

経営戦略の構成要素 ~ 競争優位性・・・コアコンピタンス ~

ドメイン決定と資源展開パターンを通じて競争相手に対して築く独自性 のことを競争優位性と言います。 コアコンピタンス 「コンピタンス」とは「力」や「能力」というような意味です。 したがって「コアコンピタンス」とは「中心的な企業の力」となりますが…

経営戦略の構成要素 ~ 資源展開 ~

経営資源は一般に ヒト・モノ・カネ・情報 です。 資源展開とは、これらの経営資源を、 経営目的を達成するために配分していくこと です。

経営戦略の構成要素 ~ ドメイン(事業領域) ~

ドメインとは、 企業の事業がどうあるべきかを明示した企業の生存領域 のことです。 ドメイン設定の意義 ① 意思決定の焦点が定まる(事業展開発案のベース) ② どんな経営資源の蓄積が必要かの指針となる ③ 企業全体の一体感 ドメイン設定の範囲 範囲が狭す…

経営戦略の4構成要素

経営戦略には以下の4つの構成要素があります。 ① ドメイン ② 資源展開 ③ 競争優位性 ④ シナジー つまり、 経営戦略の階層構造である、 企業戦略 ↓ 事業戦略 ↓ 機能戦略 を考える際、 企業の生存領域である事業領域(ドメイン)はどこにして、 その中で経営…

経営戦略

経営戦略は以下のように、経営理念から始まる階層的構造を持ちます。 経営理念 ↓ 経営ビジョン ↓ 経営戦略 したがって、経営戦略は、 経営理念と経営ビジョンとの一貫性を保つ必要があります。 また、経営戦略はさらに以下の様な階層構造を持ちます。 経営戦…

経営ビジョン

経営ビジョンとは 抽象的な経営理念と、具体的な行動基準である経営行動基準との間にある、 「自社の望ましい未来像」です。 つまり、企業がある時点で 「こうなっていたい」 という中期的な到達点のイメージと言えます。

経営理念

経営理念とは、 経営者や企業が表明するその企業の行動指針や、企業の抽象的・理念的な目的や理想・価値観などのことを言います。 つまり、経営理念は抽象的な理想や夢のようなものであって、具体的な行動の基準にはなりにくいです。 したがって、実際に具体…

ゴーイングコンサーン

企業は一度作られると、人間のように「いつか死ぬ」ことが想定されていません。 また、企業はその存在によって社会に様々な価値を提供しており、半永久的に存在し続けることが企業の社会的責任でもあります。 このように、企業活動というものが将来にわたっ…